さて、ここで思い起こしていただきたいのは、ドル以外の各国通貨建て金価格も高値を更新しているという事実です。それはドルと同じように金に対して通貨価値を落としているということになります・・・・日本円を除いては。そうです、未だ時価と過去の高値に大きな開きがある円建て国内金価格の意味することは「金」を基点に通貨を捉えると、日本円が最強の通貨になっているという事実です。円が「金」に対し価値を減らしていない唯一の主要通貨と言えるのです。

実際に1980年1月当時のドル円相場は1ドル=240円前後ですが、2010年9月時点では1ドルは80円台前半で推移していますので、金はドルに対して上がっている、それ以上に円がドルに対して上がっているということになります。ドル<(ドル建て)金<円という図式です。 |